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昔と言っても1970年代のフォークブームは、演歌・歌謡曲の音楽シーンを大きく変えてくれましたよね。フォークの神様も居たし、フォークシンガーに憧れて皆なけなしのギターを手にして騒ぎまくってきましたよね。小生の頃は沖縄返還問題の渦中で社会というものを考えさせられたものです。その議論の手段がフォークソングをきっかけに同世代の問題意識をかなり高めてきたのは否めません。恐れを知らないその世代に小生もギターをかきならしてきました。やり場のない何かに向かって大声で叫んでは、怒鳴って歌っていたのか知りませんが、当然周りからよく抗議されたものでした。「うるさーい」と、酒ビン投げられたこともあれば、抗議文もいただいたことも何度かありましたよ。それでも、静かな場所を求めて大声で歌っていました。何かをメッセージとして歌に託してきたというよりも、歌うことで何かが見つかるものだと思い込んできました。その頃から40年も経ち、あんまり変わらない世代がフォークソングを歌い始めてきた。毎日好きで歌っている者にとっては、わざわざ年一度の「フォークの日」はいらないでしょう。70年代に活躍してきた現役のフォークシンガーにとっては、年齢を重ねても進化した自分の歌を歌いつづけてゆく出来事としてその日があっても良いだろうと思えてくるもんだと。現役でライブツアーで歌い続けているシンガーと世代との関係はもっと近しいものになるのではと思うこの頃です。ひとそれぞれ、なんとか系フォークとかの好みはあって当然ですが。フォーク世代の青春みたいなものは、世代を超えて歌われてきたし、語られていくものなんでしょう。楽しく過ごしたいですね。その日くらいは。
先日、東京新橋・フォーク酒場「落陽」で歌ってきました。閉店間際でしたが、気持ちよくうたってまいりました。それから、以前お断りされた熊本のミュージックバーにリベンジで歌ってきました。なんと1年半ぶりだったのではと思い、静かに2曲歌ってそそくさと帰宅した次第。
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